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股関節が右や片方だけ痛いのはなぜ?原因とセルフケア・整体院での改善法を解説

股関節が右や片側だけ痛いのはなぜ?

股関節の痛みは両方に出るとは限らず、右だけ・左だけと片側に集中して現れることがあります。その背景には関節や筋肉の問題だけでなく、神経や生活習慣、時には内科的な要因が関わっていることも。この記事では、片側股関節痛の原因とセルフケア、整体院での改善方法を詳しく解説します。

 

なぜ右や片方の股関節だけが痛い?考えられる5つの原因

変形性股関節症による痛み

股関節の軟骨がすり減り炎症が起こる病気です。初期は「歩き始め」「立ち上がり」で片側だけに痛みが出ることが多く、進行すると可動域が狭くなり人工関節手術が必要になるケースもあります。特に日本人女性は臼蓋形成不全が多く、右や左どちらかに偏って症状が出やすい傾向があります。

筋肉のアンバランスや姿勢のクセ

足を組む、片足重心、バッグを片側で持つなどの習慣は左右の筋肉バランスを崩し、片側股関節に負担を集中させます。大腿筋膜張筋・中殿筋・腸腰筋のアンバランスが典型的な原因で、股関節の「詰まり感」や「引っかかる感じ」を生み出します。

神経の圧迫

腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症があると、坐骨神経が圧迫されて片側にしびれや痛みが現れます。股関節痛と思っていても、実際には腰椎由来ということも多く、MRIや神経学的検査が必要になる場合があります。

股関節周囲の炎症

ランニングや階段昇降で股関節の腱や靭帯に炎症が起こると、片側だけの痛みにつながります。代表的なのは「腸脛靭帯炎」や「大腿筋膜張筋炎」で、オーバーユースによって炎症が悪化します。

内科的要因や疾患が隠れているケースも

腎臓疾患や婦人科疾患、リウマチなどでも股関節痛を感じることがあります。片側に限定される場合でも、全身性の疾患が関わることがあるため、長引く痛みや発熱を伴う場合は早めの受診が必要です。

 

股関節痛を放置するとどのように悪化するのか?

「少し痛いけど我慢できるから…」と股関節痛を放置してしまう方は少なくありません。しかし股関節は体重を支える重要な関節であるため、放置すると徐々に悪化し、次のような進行をたどることがあります。

① 関節の変形が進む

初期の段階では「立ち上がりで痛い」「歩き始めが辛い」程度でも、放置すれば軟骨がさらに摩耗し、関節の隙間が狭くなります。やがて骨と骨が直接ぶつかり合い、炎症と変形が進行します。

② 動作制限が強くなる

股関節は屈曲・伸展・回旋など複雑な動きを担っています。進行すると「正座ができない」「しゃがめない」「靴下が履けない」といった可動域制限が生じ、日常生活の動作が困難になります。

③ 痛みが慢性化し、夜間痛も出現

放置により炎症が長引くと痛みが慢性化し、歩行時だけでなく安静時や夜間も痛むようになります。睡眠の質が低下し、疲労やストレスも蓄積してしまいます。

④ 反対側や腰・膝にも負担が広がる

右股関節が痛むと無意識に左側へ体重を逃がすため、反対側の股関節や腰・膝にも二次的な痛みが出ます。いわゆる「かばい歩き」が続くことで、全身の不調につながります。

⑤ 最終的には手術が必要になるケースも

変形性股関節症が末期まで進むと、人工股関節置換術(THA)が必要になることがあります。手術は歩行能力を取り戻す大きな助けになりますが、入院やリハビリが必要で身体的・経済的な負担も大きくなります。

⑥ 介護や寝たきりのリスクが高まる

歩行困難が続けば活動量が減り、筋力低下や転倒リスクが高まります。特に高齢期では、股関節痛を放置することが「寝たきり」や「介護が必要な状態」へ直結する大きな要因になります。

まとめ: 股関節痛は放置すれば進行性に悪化する可能性が高い症状です。「まだ我慢できる」段階で適切なケアを始めることが、将来の手術や介護リスクを減らす最大のポイントです。

 

股関節の痛みを和らげるセルフケア【運動・ストレッチ】

太もも・お尻の筋肉を伸ばすストレッチ

仰向けで片膝を抱えるストレッチや、イスに座って足首を反対の太ももに乗せて前屈するストレッチは、中殿筋や梨状筋を効果的に伸ばせます。1日5分の習慣で柔軟性が改善します。

骨盤の歪みを整える簡単体操

仰向けで両膝を左右に倒す「骨盤回し運動」や、ブリッジ運動は股関節周囲を安定させるのに有効です。特に片側痛のある方は、左右差を意識して行いましょう。

日常生活で意識すべき姿勢習慣

・足を組まない ・立位では両足に均等に体重をかける ・横向きで寝る場合は枕やクッションを膝に挟む といった習慣改善で股関節へのストレスを減らせます。

 

股関節の痛みがあるときの治療方法

保存療法

消炎鎮痛薬(NSAIDs)、湿布、安静が基本。軽症ならこれで改善することもあります。

運動療法・リハビリ

理学療法士の指導で殿筋や大腿四頭筋を強化し、股関節への負担を軽減します。急激に負荷をかけるのは逆効果なので、徐々に取り入れるのが重要です。

装具療法

股関節サポーターや杖を活用して体重負担を分散します。杖は痛みのある側と反対に持つのが基本です。

手術療法

変形が進行した場合は人工股関節置換術が検討されます。手術適応の目安は「歩行困難」「薬でも抑えられない痛み」が基準です。

整体院による施術

整形外科の保存療法で改善しない場合、整体院での「骨盤矯正・筋膜リリース・神経モビライゼーション」による機能改善アプローチが有効です。

 

よろこび整体院で行う股関節痛ケアと改善事例

当院での施術アプローチ

 

当院独自の「筋・骨・関節3点リセット整体法」では以下の流れで施術を行います。

  1. 関節モビライゼーション
    股関節の可動域を制限している関節包の硬さを和らげ、関節の遊び(Joint Play)を回復させます。これにより、動かしたときの「詰まり感」を解消します。

  2. 筋膜リリース・深層筋アプローチ
    特に大腰筋・腸骨筋・中殿筋・梨状筋は股関節の安定性に直結します。当院では特殊器具を用いて深層の筋膜へアプローチし、神経や血管の圧迫を解除します。

  3. 骨盤矯正と荷重バランス調整
    立位や歩行での荷重を左右均等にするため、骨盤のねじれ・傾きを整えます。片足重心や歩行のクセが強い方に有効です。

  4. 神経モビライゼーション
    坐骨神経や大腿神経に癒着がある場合、滑走性を改善する手技を用います。これによりしびれや放散痛の軽減が期待できます。

  5. 再発防止の運動指導
    インナーマッスル(特に腹横筋・多裂筋)を活性化させ、股関節と腰椎の連動性を高めます。これにより再発を防ぎ、動きやすい身体を維持します。

改善事例

50代女性「立ち仕事で右の股関節がズキズキ」

長時間の立位で右股関節に強い痛み。整形外科では湿布のみの対応でしたが、当院で骨盤矯正と筋膜リリースを行い、3回で階段昇降が可能に。8回でほぼ痛みが消失しました。

40代女性「ウォーキング後に片側の股関節が痛む」

2km以上歩くと痛みが出るケース。腸腰筋リリースと殿筋強化で5回目には痛みが軽減。趣味のウォーキングを再開できました。

Q&A

Q. 片側の股関節痛は放置しても大丈夫?
A. 放置すると慢性化や変形性股関節症に進行するリスクがあります。長引く場合は早めに受診をおすすめします。

Q. ストレッチだけで治せますか?
A. 軽度なら改善することもありますが、強い痛みやしびれがある場合は専門家による施術が必要です。

Q. 手術を避けることは可能ですか?
A. 早期から整体やリハビリで機能改善を行うことで、手術を回避できる例は多くあります。

右や片方だけの股関節が痛いときは原因把握と早めのケアが大切

片側の股関節痛は「ただの疲れ」ではなく、関節・筋肉・神経・姿勢習慣など複数の要因が絡んでいる可能性があります。セルフケアで改善する場合もありますが、放置せず、整体院や医療機関に早めに相談することで将来の不安を減らすことができます。

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